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正社員になれないのはなぜ?

正社員になれない理由はいくつか考えられますが、基本的に会社組織が求めるものと、あなたの特性との不和が原因です。 会社は営利を求める組織ですから、会社が考える事業に役立つ人材を欲しいと考えるのが普通です。

仮に新卒で就職できなかったり、就職後1、2年程度で退職してしまっても、2015年現在なら既卒・第二新卒の採用も活発です。 あなたが望むなら、人材不足感のある現在だからこそ、なんとか正社員のポジションを獲得して欲しいと思います。

正社員がダメでも自営業やフリーランスという道もありますから、割となんとかなるものです。

公開日:2015年11月06日 最終更新日:2016年03月01日 

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はじめに

日本にはさまざまな働き方があるものの、私たちが特に教わる働き方は会社員、つまり既存の企業に就職し、サラリーマンやキャリアウーマンとして働く生き方です。 社会的にそうなることを良しとする風潮が強いため、私たちはさまざまな働き方の一部しか知らないままに世に送り出されてしまいます。

残念ながら、全ての人が高卒・大卒後に正社員として採用されるわけではありません。

それだけならまだしも、なぜか新卒での就職を逃してしまうと、正社員になれない、派遣や非正規のような不安定な雇用を辿る、といった二極化が発生しています。 日本って、18歳や22歳での選択や失敗が、残りの人生を決めてしまう不思議な国ですよね。

以下では、なぜ正社員になれないのかを考えてみます。

なぜ正社員になれないのか

新卒採用に限らず、あなたが正社員になれない理由、なんだと思いますか?

一緒に働きたいかどうか

会社とは一種のコミュニティであり、特に古い体質の会社ほど社内での結びつきを強く持つように思えます。 いわゆるムラ社会です。

会社がそのような風土を持っているほど、会社の掟や価値観に迎合するような人材を選ぶ傾向にあります。 要は、能力云々よりもあなたの性格やあなたと一緒に働きたいかどうかがポイントになります。

正社員になれない人とは、コミュニティになじまないだろうと判断された人です。

残念ながら会社の風土や価値観を外部から見出すことは難しいと言えます。 ただ、会社説明会や面接などで会社の風土を垣間見ることはあるはずです。

たとえムラ社会を作らないようなフラットな会社であっても、やはり一緒に働きたいかどうかはキーになります。 相手が人間である以上、どうしても感情的な判断をするのはしょうがないのです。

あなたと話が合わない

書類で通っても面接で落ちる場合には、あなたの会話に問題があるかもしれません。 その話、本当に面接官が聞きたい話でしょうか。

正社員になれない人とは、きちんと話ができない人です。

面接は、あなたという「商品」を買ってくださいという営業行為です。 あなたが買い物に失敗したくないのと同じように、企業も採用市場からの「買い物」を失敗したくないのです。

想像してみてください。 アパレルショップや電気店で面倒だと思うorこの人は信頼できると思う店員がどのような話をしているか。 どんな店員から商品を買いたいと思うか。

会社の利益を高めるかどうか

会社は営利を追求する組織で、利益を生み出す為に絶えず新しい価値を生み出して行く必要があります。 正社員になる人とは、会社にこの人は将来お金を生み出す(だろう)と見込まれた人です。

逆を言うと、正社員になれない人とは、会社の利益には結びつかないだろうと判断された人です。

もちろん学力や能力的な問題もありますし、会社が求める人材と方向性が違っていても採用はできません。 会社は慈善組織ではないので、社内に利益を生まない人が増えてしまうと、会社自体を解散することになります。

本来であれば、正社員であっても社内の「重荷」になる人物は会社から放逐され、新しい「風」を社内に吹き入れるべきだと思います。 ですが、日本では法律で強い解雇規制がされているため、それが逆に人材の流動化を妨げている側面があります。

ちなみに最近は職場でのうつ病の話が話題になるせいか、ストレス耐性をチェックする企業もあります。 たとえ能力が高くても、残業や上司・顧客との折衝などに耐えられないだろうと判断されると不採用になります。

志望先を間違えている

特に会社をネームバリューで選んでしまうとこの罠に陥ります。 日本の99%は中小企業にも関わらず、倍率の高い大企業ばかり受け続けていては正社員になれなくてもしょうがないとしか言えません。

あなたが大企業に就職したいと思ったなら、その理由はなんですか?(※) その理由、中小企業では実現できないのですか?

ちなみに筆者が知っている中小企業に、無名ですが、大企業の得意先が多い安定性の高い優良企業があります。 そういう会社にあたるかどうかは運次第なところもありますが、日本や世界の先端技術を支える日本の無名企業ってのも意外とあるものです。

※言うまでもなく、「安定しているから」「福利厚生が良いから」と言った理由を述べる学生を欲しいと思う企業は無いでしょう。 そう思っていたとしても、企業側にそれを察知されてしまえば、面接に落ちても当然としか言えません。

正社員になれなかったらどうする?

仮に正社員になれずに大学を出てしまいそうな場合、もしくはすでに出てしまった場合にできることはいくつかあります。 引き続き正社員のような雇われ人を目指すか、自営業者のように自助独立で生きるかです。

労働人口が減り、パイが縮小する日本では、将来有望な若い社員が良いなんて贅沢を言ってられない時代が来ると思います。 が、2016年現在はまだまだ新卒や20代ほど就職に有利です。

30代を過ぎると、転職支援サイトはたくさんあっても、再就職や初めての就職を支援するサイト(企業)は無くなり、仕事を探す手段がなくなってきます。 正社員になりたいなら、たとえ望まない企業であっても、20代のうちにどこかに入りこんで、転職を目指すのも一つの手です。

既卒・第二新卒採用を目指す

アベノミクス以降、採用市場は人材不足感が継続しており、既卒や就職後数年での転職を目指す第二新卒での採用が活発化しています。 そのような就職支援サービスを通じて正社員を目指す道です。

20代向けの就職支援サービスは20代正社員になれない人向けの就職支援サービスあれこれで紹介しています。

第二新卒の時期を過ぎていても、20代なら仕事はあります。 社会復帰の為に知っておくと良いことでご紹介している通り、仕事がないから無職という若者は意外と少ないのです。

ちなみに仕事をするための能力や知識不足を懸念する必要はまったくありません。

身も蓋もないことを言うと、大学で学んだ学問は役に立たないことも多いですし、仕事の知識は仕事をしていれば勝手に身につきます。 現在、ばりばり稼いでいる人たちも、最初は新卒の雑用係から始まっていることを忘れないでください。

自営業の道を模索する

あなたが20代なら焦る必要はありませんが、30代を超えてくると正社員経験がないこと自体が不利になって来ます。 30代で管理職のポストにつく社員も出始めるなか、就業未経験で「コミュニティ」に入るのはハイリスクローリターンと捉えられがちだからです。

自営業を始める方法は、自営業になるにはをご覧ください。 売り物があればなんとかなりますので、例えば趣味でプログラムを書いたりできるなら、自営業でもやっていける可能性は高いと思います。

正社員か?自営業か?

正社員の魅力は、高い安定性です。 月額の収入が決まっているため、決まった時間働けば決まったお金を手にすることが出来ます。

会社が倒産する可能性はあるものの、自営業者に比べれば低いリスクです。

自営業者は安定性で高いリスクがあるものの、仮に成功できればマイクロ法人化して社長の座につくことも可能です。 多くの人に認められたいと思うなら、大企業の正社員よりも社長になるほうが賞賛されるかもしれませんね。

詳しくは会社員と自営業。どちらを選ぶ?もご覧ください。

あなたが考える以上に企業は人材が不足している

筆者の知人はさまざまな業界に勤めているため、仕事の話が出来る人にはよく人手の状況を尋ねることがあります。 人手不足なら外注として入り込んでやろうという、筆者のちょっとした営業活動みたいなものです。

このような質問をすると、ほぼ100%人が足りないという回答を貰います人が足りないゆえに新規の仕事を断っているという話さえ聞くことがあります。

人が集まらない理由に企業の規模が小さいこと(それでも全国に支店を有する)や、少々泥臭い仕事だったりすることが挙げられます。 もちろん賃金的な問題や、雇用条件の問題もあって、それでは人こないだろという話もありますが。

正社員になれない人が多くいらっしゃる一方で、人が集まらないで困っている会社もまた多いのです。

ちなみに、2015年11月12日に人材サービスを提供する外資系企業ヘイズ(Hays)が公表した「世界31カ国における人材の需給効率調査」では、日本はアジア・太平洋地域で最も「人材が探しにくい国」という結果が示されています。

世界31カ国における人材の需給効率調査 | Hays

英語さえ使えれば、海外で働く場所を求めるほうが楽なのかもしれませんね。

まとめ

結局のところ、あなたが正社員になれないのは、コミュニティの価値観や能力的な点で、会社が求める人材と不和が生じているのが原因と筆者は考えます。 例えば志望する業種や企業規模を変えてみることで、正社員になれるかもしれません。

前述の通り、人が足りずに仕事すら回らないような企業も存在するほど。 まだまだ正社員を諦めるのは早いのです。

もし、あなたが第二新卒や既卒で就職を目指すなら、リクナビNEXTのようなサイトにも登録してみてください。 転職サイトですが、第二新卒向けのコンテンツも用意されています。

一方、MIIDASは転職支援サイトですが、自分と似た他人がどんな仕事についているか、といった独自の判断システムが興味深いです。 興味があればご覧になってみてください。

なお、筆者は30オーバーなので正社員は諦めました笑

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