無職対策まにゅあるトップ > 無職・フリーター向け就職支援サービス > ハタラクティブにインタビュー!フリーター・ニートの就職支援の流れや面接対策の方法を聞きました!
執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
公開日:2018年05月07日 最終更新日:2018年05月07日
2017年10月27日、筆者はフリーターやニートの就職支援を手がける「ハタラクティブ(運営企業:レバレジーズ株式会社)」に取材に行ってきました!
フリーターの正社員就職支援(公式サイト)
今回、お話してくださったのは、
お忙しい中にありがとうございます!
ハタラクティブではこれまで長くフリーターやニートを支援してきたことから、様々な知見・ノウハウを有しています。今回のインタビューでは、かなり深い話を伺うことができました。
また、フリーターやニートが戸惑いやすい履歴書の空白期間対策や面接でのアドバイスも伺ってきました。あなたが最終的にハタラクティブを利用しないとしても、このインタビューはぜひご覧になってほしいです。
―――本日はありがとうございます。様々な就職支援のサービスがある中で、求職者様(あなた)がハタラクティブを選ぶメリットを教えてください
様々な転職サービスがある中で、サービスによっては書類で選別して、良い方のみお会いするといったケースもありますが、我々は書類でフリーターやニートの方の選別を絶対にしない。
申し込みフォームで入力していただく項目は居住地や年齢などかなり限定的で、それで選別することはなく、全ての方とお会いすることがメリットになると思っています。
あとは、今までもフリーターやニート向けの就職支援をしてきたということで、彼らに必要な情報を提供できるのも、大きなメリットかなと思っております。
―――ニートやフリーターの方と転職の方の比率はどのくらいですか
利用者の約8割がニートやフリーター、引きこもりの方ですね。
例えば、5年ぐらい外出できなかった方が正社員になりたくてハタラクティブにきてくださったケースもあって、すごいなと。
就職活動もアルバイトもやってないという状況から選んでいただいたということはありがたいなと感じています。
―――サービスの対象年齢は29歳まででよろしいですか
実は今は32歳まで上げています。もう少し幅広く支援をしようと。
―――30代の利用者って結構多いですか
少ないです。利用者のボリュームゾーンは20代ですよね。
―――30代の方々はどのような仕事に就職されるんですか
様々ですね。何か特筆するものがあれば強かったりします。
建設業界の施工管理とか、保険のフォロー営業とか、不動産のカウンターセールスをやられている方もいるとか、いろんな方がいます。
―――求職者様(あなた)がハタラクティブを利用した際の最終的な就職先は一都三県ですか
はい、紹介できる就職先は一都三県(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)です
―――地方に住んでいる方でも東京に就職したいならば利用するのはOKですか
もちろん問題ないです。
―――では、地方に住んでいて、地方に就職したいというのが難しいのですね
難しいですね。今後エリア展開して頑張りますので笑
―――紹介される職種はどのようなものが多いですか
営業・販売・接客などセールス系の仕事が3割ぐらい、残りはエンジニアなど、それ以外の仕事でも就業支援しています。
求人の強みとして大手顧客もいますし、優良案件も多いので、求職者さんの思考は大事にしたいと考えております。「ここで紹介された内容が自分のやりたいことに近くて嬉しかった」とか言われたりすることもあります。
―――フリーターやニートの給与は最低ラインから始まるのでしょうか
そうですね。フリーターやニートの方って新卒同等クラスからの給料スタートになることが多いので、21〜22万円が1つの目安になるかと思います。
給料が安いと生活が難しくなるので、就職先としてはご紹介しにくいですし、求職者様も選ばないことが多いですね。
―――就職支援の進め方について教えてください
履歴書を初回面談までに書いてきていただくか、当日書ける範囲を手で書いていただくか、ですね。職歴と学歴と住所などを記載いただき、その内容を元にキャリアカウンセリングを進めていきます。
まず、ウェブから初回面談の予約をお申し込みして、一度弊社に来社していただきます。
お住まいが遠いとか、在職中で忙しい方はお電話で話を聞かせていただくこともしているんですけども、原則は全部来社していただく形にしています。
お越しいただいたら、アンケートにお答えいただきます。今の就職活動をどう進めているかとか、今日どんなことを聞きたいか、とか。
初回面談では40~50分かけてご本人の話をお聞きし、その後30~40分かけて求人紹介もします。なので、初回は1時間から1時間半のお時間を頂戴します。
「どんなことをしたいのか」とか「どんなことが楽しかった」とか「どういうことにやりがいを感じたのか」とかを伺った上で「こういう方向で進めていこうか」と簡単な説明をさせていただいて。
「今の話を聞いてホテルの仕事がいいんじゃない?」とか「受付の仕事がいいんじゃない?」とか。それで、「そうですね」となったところで求人紹介までさせていただきます。
我々の1つの特徴は、求人に関する説明を全部するところなんですけども、一社5~10分ぐらい時間をかけて、この会社がやっている仕事はなんだとか、どんな状況なのかといったことが綿密に書かれた求人票を見せて、マーカーを引きながら説明し、求職者様(あなた)が状況をイメージしやすいようにしています。
求人票を見て、「ここ受けてみます」とその場で仰る方もいらっしゃいます。「帰ってじっくり見たい」と仰る方には「構わないですよ」と資料をお持ち帰りいただいています。
採用試験を受けたい企業を選んでいただいたら、面談の中でお話いただいた話に基づく推薦文を作成し、頂いた経歴と合わせて推薦状を作成します。
それを弊社から企業側にお送りし、書類選考していただいて、選考に合格したら面接になります。
面接に不安の多い方もいらっしゃるので、面接対策も行います。専門の担当がいまして、1日32名まで受けることができます。最初にレクチャーに近いような映像を5~10分程度お見せして、その後個別に模擬面接と。
模擬面接用のシートを用意していますので、「内容を話せるか」や「質問されたときにどう答えるか」を埋めて、個別に話しながら1時間体制でやると。
面接対策を行ったら、実際に面接にいっていただく。それで「面接行ったらどうだったか」という話を聞きながら、一緒に就職していくためにどうするか、というのをやっていく感じですね。
選考中に「辞退することを言いにくい」とかは弊社が代行しますので、気楽に就職活動を進めやすい状況にあるのかなと。
初めての経験の方が多いので、逐一相談するという形ですね。
―――就職支援全体としてはどのぐらいの時間をかけているのですか
お会いする回数で言えば、初回と面接対策では確実にお会いするんですけど、あとはご本人(あなた)の希望に応じて、かなりカスタマイズしています。来社いただくと交通費もかかってしまうので。
例えば、履歴書の書き方がわからないときに、作成中の履歴書の写真を送っていただいて、「こうしてくださいね」と電話でアドバイスするケースもあります。
少ない人だったら合計2~3回ぐらいだと思います。あとは、最後に入社承諾のために来社してもらって、「これから頑張ってね」とか。
―――遠隔地からいらっしゃる方も多いんですか
そうですね。2~3時間かけて来ていただいている方もいるので、ありがたいなとは思います。
凄いケースでは東北から来ましたとか。「岩手から来ました」って「え?どうやってきたの?」って聞いたら「夜行バスできました」「ほんとですか!?」ってびっくりしたこともあるんですけど。
そこで弊社を頼っていただけているということで、ありがたいことですよね。
―――就職の支援が始まってから、就職が決まるまでどのくらいかかるのですか
本当に短い方だったら申し込みから1.5週間ぐらいです。初回面談までに2、3日かかるケースもあるので、面談から1週間ぐらいで採用が決まるというケースがあります。
ただ、企業の受け入れの都合上、入社はそこから1ヶ月程度になることもあります。
平均的には2週間から1ヶ月ぐらいで就職が決まるかなと。無期限で支援を行いますので、長い方では年単位になることもあります。
―――初回面談時の求人紹介はだいたい何社ぐらいされてるんですか
約5〜10社紹介しています。合う求人からご紹介しているので、それ以上はあまりオススメしない方が就活を遠回りしなくてよいかなと思っています。
―――様々ある求人から、実際に提案される5~10社というのは、どのように絞られているのですか
独自のナレッジを持っていて、世の中の仕事ってどういう風に分かれていて、それを元にあなたたちができる可能性がある仕事はこのあたり、といった説明を初回面談時に全員に行っているんですね。
あまりにも多いと選べないので、選びやすい状況を作って、そこから考えられるようにしているのが大きいかと思います。
―――「やりたいことがないです」と言われたことはないですか
はい、いっぱいあります。
―――どのようなアドバイスをされていますか
やりたいことがなくても「就職したい」という気持ちはあるので、「なんで就職したいんだっけ?」というところから確認します。
次に、今までやってきたこととどう向き合いたいかを聞いてみるんです。今までアルバイトしてきたことを生かして働きたいのか、今までのことと全然違うことをやりたいのか、を聞いていきます。
仕事のやりがいって何を評価されたいか、で決まると思っていて、例えば、長い時間頑張ったことを褒められて嬉しい人もいれば、効率よくそれをできたときに褒められて嬉しい人もいるはずですよね。
「あなたは何をやったとき、どういったことをしたときに嬉しかった?」って聞くことによって、その人の思考性を読み取れると思っていて、それが次の仕事に結びついていくのかな、と考えております。
なので、そういうところを過去の話から引き出して行くといった感じですね。
聞くのは学校の部活やアルバイトとか、資格関係や勉強してきたこととか、あと趣味とか。そういったところから伺います。
それでも何もない場合には、比較的ストレスのかかりにくそうな仕事から始めてみないか、と提案をしていくことになります。
―――ストレスのかかりにくい仕事とは
例えば外の人と関わるのがしんどい場合には倉庫や仕分けの作業とか、自分のペースで進められる仕事のほうが向くケースもあるので、「製造関係や倉庫関係から始めてみたら」というケースがあります。
実際にいざ働き出してみると、性格が明るくなったとか、状況が変わっていくもんだなぁって我々も感じさせられますね。
―――適職検査は行いますか。それとも求職者(あなた)とカウンセラーが話しているだけで紹介する企業を決めるのですか
話すだけで決めます。これまで数多くの方とお会いしていて、企業の人事担当とも蜜にやり取りさせていただいているので、適職診断よりも精度は高いかと思っています。
カウンセリングにお越しいただく前に、簡易な適職診断はやっていただくこともありますが、
たいていが実際にお会いした雰囲気や、ご経験などをお聞きした上でご紹介させていただく求人やその後の就活を進めさせていただきます。
―――「働くスキルがないから働けない」と考えているニートやフリーターの人に対する支援のエピソードを教えてください
スキルとかなくても大丈夫ですけどね。
企業にもよるんですけど、未経験の人を受け入れる体制が整っているところって世の中にあるので、そこであれば周りに同じような人がいるわけですよね。
元フリーターの方とか、今まで働いていなかったという方がいるわけなので、その人たちと一緒にやっていければ、「自分は独りじゃないんだ」という孤立感はないと思います。そういうところにいけば、周りの人たちに支えられながらやっていくこともできるので。
アルバイトの経験があれば、「アルバイトも最初はそうだったでしょ」って考えてもらえれば良いと思います。最初何も分からない状況だけど、周りの人やちょっと前に入った先輩とかから支えられながらやっていくと思うんだけど、正社員になったからって極端に変わるものでもないと思います。
働くことで楽しいと思っている人たちもいっぱいいるので、頑張って働きましょって。
ハタラクティブのカウンセラーさん。あなたのお話しを親身に伺います。
―――採用試験に応募するにあたって、どのような書類を作成されますか
履歴書と職務経歴書です。
―――フリーターやニートだと職歴も何も無いという方もいらっしゃいますが、履歴書と職務経歴書はどのように作成されますか
フリーターの方であれば、「アルバイト経験も履歴書に書いたほうが良いよ」と伝えています。実際「○○社入社(アルバイト)」って書けば嘘ではないので。
それを職務経歴書にもまとめておくことを推奨しています。手書きのものでも構わないので、頑張って書いておこう、と。
自分が面接の時に話す内容を考える際に、職務経歴書の内容を元に話したり、受け答えしたりすればいいんだ、という安心材料になるので、そういう意味で「作っておきな」という話をすることは多いです。
アルバイト向けの人の職務経歴書のサンプルってなかなか無いと思うので、我々のほうでもそれを作成したものを資料としてお渡しし、なんかあったら添削をする形でフォローしています。
―――履歴書の空白期間がある場合の対策を教えてください
過去の話なので対策しようがないですよね。
―――そうですよね
我々は取り繕うことを推奨していなくて、本音を言ったほうが好かれるケースも多いので、求職者さん(あなた)にある程度聞いてみて、聞いた内容に問題がなければ「そのまま言っちゃいなよ」って。「この言い方だとちょっと拙いから、言い方を変えて欲しいな」と。そういう感じで、個別にやっております。
年単位の空白期間があっても就職できているケースは全然あるので、そんなに心配しなくても良いんじゃないかなとは思います。
空白期間を気にされる企業もあるので、我々もその点を見た上で、ご紹介する求人の段階で、空白期間についてうるさく言及してこないだろうというところをご紹介するようにしています。
―――空白期間ってどんなケースがありますか
公務員や資格の勉強をしていたとか、親の介護をしていたとか、ぶっちゃけ何もしてなかったとか、ヒッチハイクで旅行していたケースもあるのですけど、どれも変に隠さないほうが良いかなと。
よくあるのが、「就職活動を検討するための期間として、自分なりに考えていました」と言ったとしても、納得感があるかといえば、無いんですよね。むしろ動きの悪いイメージのある人になってしまうので。だったら本音で話をしましょうと。
その上で「良くなかった。反省している」ということがわかれば、それ以上何か言われることはないかなと。
オススメの言葉で言えば、悪いことが分かるように「恥ずかしながら」という言葉を使いましょうと。
「何もしてなかったら半年経っちゃいました」と言われると、「どうしちゃったの?」と言いたくなるので、それよりだったら「恥ずかしながら、何もしてなかったんですけど、半年経ってしまいました」と言ったほうが、それっぽいなと。
―――引きこもっていた期間を「悪かった」と認めるのは難しいのでは。社会一般では悪いこととして見られがちですけど、本人にとっては大切な期間だった可能性もありますし
そうですね。フリーターとしての期間なども「何が悪いの」って思いますよね。
―――本当に何もしていなかった人はどうしていますか。例えば「大学中退後、何年も部屋に閉じこもってました」といったケースなど
もうそのままです。中退してから引きこもりになってしまった、ということをそのまま伝えれば良いかと。
「何かしていたわけではないですけど、親の手伝いをしていました」としか言いようがないかと思っています。
その期間が本人にとって価値があったとしても、企業側の目線で見ると難しいところではあるので、「自分なりに良くなかったと思っている」ということを相手の方に分かってもらえればいいのかなと。難しいところですが。
―――企業側から「空白期間があると不安なんだよね」と相談されることはありませんか
実は我々は紹介予定派遣もやっていまして、受け入れ側が困るなら、紹介予定派遣の契約でやりませんか、と提案することもあります。
例えば、3ヶ月間受け入れをしてもらって、受け入れの内容が良かったらそのまま雇用するよ、という流れで、ハードルを下げる工夫もしています。
紹介予定派遣だと採用基準も下がるので。
―――その場合、今度は求職者側から「正社員じゃないのはなぜ」と言われることはありませんか
言われることもあります。でも、紹介予定派遣って最大半年間の雇用なので、一般派遣とは違うんだよ、って理解してもらうようにしています。
また、紹介予定派遣となると、我々(レバレジーズ株式会社)が雇用元になるので、我々がフォローできるメリットもあります。就業後に働き方に悩まれる方もいらっしゃるので。
―――じゃあ研修のように働きながら正社員を目指そうという形になるんですね
そうですね。3ヶ月ぐらいで満了していただいて、そこから社員化していく感じでやっていきます。
―――面接の対策方法を教えていただけますか。特に人前で話せない人たちの対策方法を教えてください
面接の質問ってある程度同じような内容が多いんですよね。
聞き方や聞くタイミングが違うというケースが多いので、聞かれたことにどうやって答えていこうか、というものを過去から未来にそって時系列につなげた内容を一緒に考えていきます。
自分をアピールするのが苦手な方であっても考えやすいシートを使います。話すことが決まると、不安や緊張があったとしてもある程度は伝えられる状況にはなるので、それを考えていきます。
あとは数をこなしたほうが早かったりもするので、実際の面接を1回受けてみてと。1回受けてみて、うまくいかなかったらもう一回対策するケースもあるんですよ。
面接対策も多い人だと4、5回ぐらい使っています。模擬面接、模擬面接、模擬面接、模擬面接・・・と何回も対策している人もいらっしゃいます。
―――応募先企業の情報は営業担当の方から提供を受けるのですか
そうですね。
あと我々の場合には、面接でどのような質問を受けたか、なども提供できるようにしています。
―――面接でよく聞かれる質問はなんですか
当たり前ですけど「何でうちに来たの?」と聞かれることは多いですね。
あと、「いつから働けるの?」とか「どんなところを受けてるの?」、「今まで何をやってきたの?」って聞かれて、その中で「自分なりに頑張ったことってなんなの?」って聞かれて、その時に「どんなことを工夫したの?」って聞かれて、「じゃあ、今後何をしたいの?」と「何か逆に質問ない?」って流れかと思います。
―――そうなんですね。他にはどのような対策を行っていますか
面接時の部屋の入り方と、名刺の受け取り方などを全部映像でお見せしています。見た目も含めて、マナー面で留意されやすいポイントは全てサポートしています。
冬場にコートを脱がずに面接会場に入って、いつ脱げばよいかわからないまま、汗をかきながら面接を受けた、という話があったんです。
あとは面接にリュックサックで行く。やっぱり印象が良くないので、できたらちゃんとした鞄で行ってほしいなと。あとはシューズがスニーカーだったとか。
―――カウンセラーが一緒に面接に出席してフォローすることはありますか
あんまりしていないです。
ただ、面接があまりにも高圧的だった場合には、弊社から「その面接はなしじゃないですか」と話をします。
「なんでニートなの?」「引きこもりの間、何してたの?」「キミに何ができるの?」と詰められて怯えてしまうケースもあるので、それをしないように企業さんを変えていく取り組みもしています。
―――面接対策、事前にいろいろやっていますが、事後で何かやってることはありますか。求職者様が面接で言い足りなかったことをフォローしたりとか
「この部分を伝え切れなかった」と言うことは求職者様側のほうが多いので、それを伝えにいくことはあります。
―――ニートやフリーターの人が面接で失敗しやすいポイントってありますか
自分が言いたいことだけをしゃべってしまって失敗するケースって多いのかなって思います。一言一句間違わないよう、頑張って詰め込んでいくんですよ。「こんなことを話そう」って。
なので、「自己紹介してください」と言われただけなのに、「はい!私は~~と申します!私はこれまで~~といった経験をしてきて、御社で~~をしたいと思っています!」って。
「今、そこまで聞いてないよね」ってことまで頑張って話そうとしていて、普段はきちんと話せるのに、面接では全然手ごたえがなく失敗するケースが多いのかなって思っております。
あと、よくネガティブに言われることとして、取り繕った話をしすぎるケースが多いのかな、と。
「社会貢献をしたい」と話をしたときに、「なんで社会貢献したいと思ったの?」と言われて、答えられずに詰められていく感覚を覚えてしまうケースが多いですね。
あとは、短期離職した方が、3ヶ月で辞めたことを「キャリアアップ」という言い方をして、「キミにとってのキャリアってなんなの?」と詰められて、辛くなるケースは多いのかなと。
フリーターやニートの方って素直であるほうが受けが良かったりするので、自分なりにこういう言い方をしたいとか、綺麗な形で済ませすぎないほうが、よりうまくいくのかな、というのが私自身感じるところです。
あと、長い時間黙って考え込むよりも、口に出しながら考えたほうが良いって良く言いますね。
「社会貢献したい」と言ったとして、「社会貢献ってキミの中で何なの?」って言われて困った時に、黙り込んで考えるよりは「あー社会貢献ですよねーそうですよねー」って発しているほうが良いよ、って。
「一対一の会話なので」ということは良く言ったりしますけどね。
―――就職支援を受けても内定を得られなかった人たちはどうなりましたか
そうですね。内定が得られなかったという方の中には、他のサービスを一緒に利用されているケースもあります。
それ以外のもので言うと、内定を得る前に今フリーターとして働いているところで正社員化の話が上がるとか。
あとは就職活動をしていく中で、重荷に感じてしまって、「フリーターやニートの状況をもう少し続けたい」と考えられる方もいらっしゃいます。
あとは、どうしても連絡が途絶えてしまうこともあるので、わからなくなってしまうこともあります。
―――連絡が途絶えた方には連絡を入れますか
もちろん行います。改めて就職頑張りたいと、再度弊社に来ていただいて、そこから就職が決まる方もいらっしゃいます。
他の企業さんだと、3ヶ月で就職支援を打ち切ることもあるんですけど、弊社ではそれはしてないです。長い人だと半年や1年かけて就職決まった人もいるので。
アルバイトの休みを取れなかったりとか、支援の中で採用試験を受けたいところがなかなか決まらなかったりで時間をかけて支援をしていくこともあります。
―――ブラック企業の対策はどのようにされていますか
企業に訪問して内情を聞くようにしています。内情がわからないまま紹介しても、お互いにとって良いことにならないので。
入社してから、求職者本人(あなた)が思うところのブラック企業に行くケースをできるだけ避けています。
求人紹介時に「すごい良い会社だよ」と嘘をつかず、情報はきちんと開示するようにしています。
例えば、「入社すると、残業時間が50~60時間あるよ」とか「土曜出勤も半分ぐらいあるよ」とか、全部伝えた上で本人に受けるかどうかを確認しています。
ので、内情を知らないまま入社してしまったとか、嘘つかれて入社させられたとか、騙されたというケースはまず無いですし、入社後のアンケートを見ても、それはほぼ100%出てきません。
あとは入社後にもかなりフォローはさせていただき、何か問題があったときに気づけるように対応しています。
―――内定後や入社後のフォローは行っていますか
しています。入社前の準備ができているかとか、自分ひとりで不安を抱え込んじゃったとかあるので。
例えば健康診断証明書が必要な時に、「健康診断の受け方がわからない」とか「健康診断が入社に間に合わない」とか、わからないことを放置してしまうケースもあります。
そういったことが無いように、入社までの期間が1ヶ月あるなら3週間前のフォローと1週間前のフォローを入れて。
入社してから一番ギャップを感じる1週間後のフォローと1ヵ月後、あと3ヵ月後ですね。求職者さん(あなた)の入社日を管理して、いつフォローを入れれば良いか、を見えるようにしています。
―――記事をご覧の方にメッセージをお願いいたします
フリーターやニートの就職って、周りに悩み事の相談をしたいけども、相談をするにはちょっとハードルが高いとか、聞くべき人への聞くことの難しさがあると私は感じていて、だからこそプロである私たちに聞くことによって、話がしやすくなる面も絶対にあると思っています。
我々は正しい情報を求職者さん(あなた)に伝えるように心がけているし、そこは全員の共通認識を持ってやっています。
就職に困っているなら、本当に気軽な気分で我々のサービスに来ていただければと思います。
―――ありがとうございます
―――いろいろ悩みを打ち明けられることもあるんですね
就職や家庭の悩みを打ち明けるのって、友人にはすごい気を使うと思うし、言った結果、「自分のことをどう見られるんだろう」って思うだろうし、「今頑張りたいと思ってる」ってなかなか言いにくいと思うんです。
利用者さんがそういう悩みを打ち明けてくださるのも、プロの立場として話を聞いているからこそ、そういうことも話しやすいカウンセリングを提供できているのかなと思います。
―――フリーターやニートの方って家庭の問題を抱えていることもありますよね
そうですね、大学中退している中でも、家庭の金銭的な事情とか、奨学金を借りられる状況になかったとか。自分の周りにそんなことになっている人がいるか、と言われたら、いないだろうなって。
その人たちが20代を恵まれないまますごして、30代、40代とより厳しくなっていくのを見るのは辛いですよね・・・。
―――そうですね・・・
既卒とか第二新卒とか引きこもりとか、一都三県で就職したい20代なら、ほんとどんな方でも利用していただいて良いので。
あなたが、これからハタラクティブのサービスを利用するならば、まずウェブサイトから申し込みを行います。
可能であれば、履歴書があれば良いのですが、必須ではありません。
面談するオフィスは渋谷・池袋・立川にあります。
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初回はカウンセラーと直接会って話す必要がありますが、以後はメールや電話など、あなたの状況に応じて使い分けできます。ぜい、カウンセラーさんと相談して決めてみてください。
「スキルや経験がないから」と弱気になる必要はありません。ハタラクティブのカウンセラーはプロですから、あなたがどうすれば就職できるかを見出してくれます。
もし、正社員として働くことが不安なら、紹介予定派遣のことも聞いてみてください。正社員になるまでの「実習」といった形で働くこともできますよ!
「ハタラクティブ」で就職のこと、一緒に考えてみませんか。
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