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執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
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正社員登用制度を利用すれば、パートやアルバイトから正社員になれる可能性があります。
あなたが無職なのであれば、1から正社員の採用試験を受けるよりも有利に働くかもしれません。 一方、普段の働きが大切ですから、他のパート社員と同じ働きしかできないのであれば、逆に不利になるはずです。
正社員登用制はパート社員を長く雇うための見せ球の可能性もありますので、話半分で考えておくのが良いです。 制度を利用しても、正社員になれないケースもありますので、過剰な期待も禁物です。
制度うんぬんも大切ですが、まずは目の前の仕事をきっちりこなして「さすがだね」と声をかけてもらうところを目指してみましょう?
公開日:2015年08月10日 最終更新日:2016年02月28日
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無職から正社員になる場合に、パートやアルバイトの正社員登用制度を利用する手があります。
正社員登用制度は、正社員募集の面接に行くよりも、自分の能力を見てもらいやすい利点があります。 一方で、普段の仕事ぶりが見られているために、手を抜いていればネガティブに評価される可能性もあります。
以下では正社員登用制度の概要をご紹介します。 必ずしも、全ての企業がその制度を利用しているとは限らない点、また下記の内容とは話が異なる可能性がある点をご了承ください。
「せいしゃいんとうようせいど」と読みます。 優れたアルバイト・パート社員を、正社員として雇用する制度です。 正社員になることで各種社会保険(雇用保険や医療保険)の加入、安定した雇用・給与のメリットを受けられます。
一方、正社員になることで相応の責任も伴いますし、残業や出張、転勤などの負担も求められてきます。
まず登用制度がある働き先を選ぶことが大切です。
最も手っ取り早い方法は、アルバイトを始めたい。どの情報サイト使う?で触れた情報サイトを利用し、正社員登用制度のあるバイト先を選ぶことです。 正社員登用制度にチェックをいれて検索を行て、バイト先を絞り込みます。
例えば、パートから正社員へ登用されるアルバイトの探し方ではその例として、マイナビバイトの利用の仕方を紹介しています。
その他にも、「店名 + 正社員登用」等の検索を行い、ネット上から実績を探す方法もあります。 運営母体が有名な企業なら、意外と出てきます。
正社員登用制度のあるバイト先に採用されたら、次は仕事を頑張ります。
「正社員にならないか」と声をかけられるには、働きを認めてもらう必要があります。 この人はもっと仕事を任せても大丈夫と思われたら、チャンスです。
企業は常に優秀な人材を採用したいと考えています。
「安月給だから」と他のアルバイト社員と同じ働きでは、認めてもらえないです。 自身を差別化するために、周囲のアルバイト・パート社員は皆ライバルだと思ってください。
働きを認めてもらうために、自ら率先して仕事を引き受けたり、アルバイトにありがちな機械的な接客を改めるなどをオススメします。 「これをしたら誰かが喜んでくれるだろうか」と考え率先して動くほか、他のアルバイトの指導・面倒を見ることもオススメです。
正社員とバイトの違いの1つは、正社員は自分で考えて動くのに対して、バイトは上からの指示で動く点です。 自分が出来る範囲の仕事は最善を尽くし、随時報告・相談を行うのが正社員の働き方だと思います。
与えられた仕事は一通りこなせるようになる必要があります。 まだ教わっていない仕事があるのでしたら、積極的に教わってみましょう。
なお、与えられた仕事を全て100%自分の力だけでこなす必要はありません。 時には他人の助けを求めたり、60点の仕上がりで次の仕事を始める柔軟さもお持ちになってください。
行きすぎた完ぺき主義は、融通が利かないとネガティブな評価に繋がります。
周囲と調和できない人物は、扱いにくいために会社から疎まれる傾向にあります。 他のアルバイト・パート社員は皆ライバルですが、相手の足を引っ張る必要はありません(※)。
※平気で人の足を引っ張りあう品性の低い職場は、正社員になる前にとっとと辞めたほうが良いです。 人間的に成長できません。
周囲を味方につける簡単な方法は、挨拶が出来ることだと筆者は考えています。
多少寡黙だったり、気の利いたことが言えなかったりしても、挨拶ができれば何とかなります。 「おはようございます」「お疲れ様です」「ありがとうございます」を言えるだけで、心象はだいぶ変わります。
インターネットの情報も参考にすると、速くて数か月、遅くても1~2年程度が多いようです。 筆者は半年でそういった制度の話を伺う機会がありました。
数年働いても声がかからないなら、あなたの勤め先には登用制度は無いか、現時点であなたは登用候補対象外の可能性が高いです。
候補対象外になる理由の一つに年齢が強く効いてきます。 優れた働きをしていても、企業は若くて将来性のある人を取りたいと考えるものです。
制度があって、年齢も若いのに登用されないのであれば、なぜパートから正社員になれないの?もあわせてご覧ください。
企業次第でしょうが、筆者の場合は登用試験(筆記や面接など)有りでした。
登用試験は、社内で働いている実績を考慮すると通常の正社員採用試験に比べて有利にも不利にも働きます。 働きぶりが認められていれば試験は有利ですし、期待通りの働きが出来ていないなら、試験だけを頑張っても意味が無いです。
筆者は登用制度を利用する気がないため、面接などの細かい話は書けません。 ただ、正社員採用面接同様の質問等はされるでしょうから、「何故制度を利用したか」「正社員になったら何がしたいか」といった質問は出るはずです。
以上が正社員登用の概要やそれを受けるまでの流れです。 あなたが正社員として働くことを望むなら、とても魅力的だと思います。
ゆえに、これを逆手に使う企業も存在します。 「あなたを正社員にしたいからもっと頑張ってほしい」と、労働力を搾取する考え方です。
上述の通り、見込みがあれば数年以内に声がかかることが多いようです。 それを超えても声がかからないなら、「正社員にしたい」という「見せ球」かもしれません。
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以上が正社員登用制度について、筆者が知っていることや感じていることです。
筆者は、あなたが最終的に正社員に落ち着きたいと考えていたり、無職で生活苦なのであれば、是非利用したい制度だと考えます。 一方で、家族の介護等で働ける時間が限られているなら、無理に正社員にならないほうが良いと思います。
正社員登用制度は、全てのパートの中から特に優れた人を選択的に登用する制度です。 徹底的に仕事を頑張れば、企業は徐々にあなたを囲い込もうとしてくるはずですから、まずは目の前の仕事に取り組みましょう。
次のレジのバイトに役立つ資格は何?では、レジ業務に役立つ資格の話をご紹介しています。 資格がなくとも仕事は出来ますので、覚えているとより有利なものです。
また、レジバイトの仕事を探すときには、アルバイトの情報サイトを利用するのが便利です。 登用制度込みで探すのであれば、パートから正社員へ登用されるアルバイトの探し方もご覧ください。
あなたがそう考えているなら、「タウンワーク」を試してみてはいかがでしょうか。
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