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執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
残念ながら、希望するすべてのアルバイト・パート社員が正社員登用制度を利用できるわけではありません。 利用できないほうが多いのです。
登用制度を利用できない理由として、会社の制度・体力的問題とあなたの働きの程度が関係します。 前者は環境を変えればチャンスができますが、後者はあなたの働き方そのものを変えないといけません。
もし、登用制度もあって会社の体力もあるのに、正社員採用のチャンスが巡ってこないと感じているなら、今の働き方がアピールできているか見直してみてください。
新卒採用で正社員になれないのであれば、正社員になれないのはなぜ?も是非ご覧ください。
公開日:2015年09月04日 最終更新日:2015年12月17日
正社員登用制度は魅力的な制度の1つですが、全てのアルバイト・パート社員が正社員になれるとは限りません。 むしろ、正社員になれないパート社員のほうが多いです。
パートから正社員になれないのは、なれないなりになんらかの理由があります。 会社側に理由がある場合もありますが、一方で本人側に問題がある可能性も考えられます。
そもそも重要な点として、正社員登用制度が無ければ、どんなに頑張っても正社員になれません。 バイトやパートから正社員になるための手順でご紹介したように、アルバイトの情報サイトを利用してバイトを探すことをオススメします。
会社に金銭的な体力が無ければ、正社員登用制度があっても簡単には人を雇えません。 会社が継続できなければ、現在雇ってる全ての人の生活を保障できなくなるからです。
社員の各種社会保険料の一部は会社が負担しています。 たとえ、給与が月15万円程度だったとしても、会社のふところから出るお金は15万円ではすみません。 「15万ぐらい払えるだろう」と思い勝ちですが、会社負担の保険料は私たちの目に見えないため見落としがちです。
最近では正社員登用制度に関して公的な助成金制度も用意されています。 しかし、この助成金制度は一時的なお金ですから、継続的に出て行く保険料を賄うのは難しいのです。
特に中小規模店舗では、資金繰りも苦しくなることが多くなる気がします。 大型チェーン店などでも、店舗ごとに予算が振られていることもあるようで、「予算の都合上・・・」という話もありそうです。
登用制度があり、会社の体力が十分ありそうなのに声がかからないのであれば、働きが目立っていない可能性が高いです。 要は正社員になるための魅力・能力が足りないということです。
スーパーのような店舗なら、各部門に人員が配置され、1店舗あたり数十人が運営に携わることになります。 ここから選ばれるために、やはり目立つ必要があるのです。
例えば、お客さんからよく話しかけられる店員と、そうでない店員がいます。 前者はとても愛想が良いために、しばしばお客さんのご指名を受けることもあります。 一方後者は、レジの処理が遅く、笑顔で応対することもありません。お客さんの苛立ちを感じますが、本人はいたってマイペースです。
あなたが店長なら、どちらの店員を正社員にしたいと思いますか?
普通は前者を選びますよね。
サービス業の場合、お客さんに人気があることはとても重要です。 価格の差別化が難しい以上、お店のファンを作るための貴重な存在だからです。 一方、後者のような人材は他のアルバイトで代替可能で、わざわざ優遇する必要もありません。
「必死に働いているのに認めてくれない」という場合、意識が自分のことばかりに向かっているため、自身の働きぶりを冷静に振り返る客観性も必要に思います。 他者から見れば、そう見えていないケースもあったりするのです。
制度に期待しすぎると、うまくいかなかい場合に挫折や落ち込み・組織へのいらだちの原因になります。 しかしながら、「自分はこんなに頑張っている」アピールは、他者からは逆に扱いにくい人にも見えるため、自身の評価を下げてしまい逆効果です。
正社員登用制度は必ず約束された制度ではありません。 約束されても、経営環境次第で雇う側の体力が無くなることもあります。
どうしても登用制度を利用して正社員になりたいのであれば、職場を変えることも一つの手段です。
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まずは、アルバイトから正社員登用の制度があるような勤め先を選ぶことが大切です。 情報サイト等を利用して効率的に探していきましょう。
2015年現在企業の外部環境は良好ですので、過去数年に比べると正社員登用も活発に行われていると予想できます。 あとはあなたの頑張り次第です。
なお、もしあなたが新卒採用で正社員になれないのであれば、正社員になれないのはなぜ?も是非ご覧ください。
雇用の流動性の高い外国と違い、日本で企業が人を雇うということは、その人の人生を背負うということです。 誠実な経営者ならばその意識があるはずです。
人生を背負うわけですから、背負う側の体力が無いなら、背負わないほうがお互い幸せになれることもあるのです。 中途半端に背負われると、仕事は出すけど給料は出せないから生活は自分で維持してねという話になるからです。
現実にそういう会社もありますよね。
誰もが人生で失敗したくないように、企業も失敗はしたくないものです。 と考えれば、どうすれば正社員登用されるか答えが見えてくるはずと筆者は考えています。
あなたがそう考えているなら、「タウンワーク」を試してみてはいかがでしょうか。
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