無職対策まにゅあるトップ > 債務整理 > 「お金がない」という状況がもたらす悪影響
執筆者:V(高木竜介) 運営者に問い合わせる
公開日:2017年05月20日 最終更新日:2017年05月20日
私はかつて、クレジットカードのリボ払いが積み重なり、最終的に約53万円の借金を作ってしまいました。今でも毎月少しずつ返済をしています(債務整理をしよう。私が53万円の借金を背負った体験談)。
もちろん、この約53万円がいきなり発生したわけではありません。数年かけて積み重なっていった結果です。
借金が積み重なっていく過程で、生活環境、習慣、物の考え方が歪んでいくことが自分でも手に取るようにわかりました。
今回は、借金が積み重なり、お金がないという状況がどんな影響をもたらすのかをご説明していきます。
「お金がない」という状況は、単に物が買えないだけでなく、主に心理面に大きな影を落とします。
お金がないと税金、公共料金、家賃などの支払・納付を保留せざるを得なくなります。さらに、これをしばらく保留していると、督促状が届きます。国民年金だと、民間に委託された会社が電話で催促してきたりします。
支払いたいのはやまやまなんですが、そうすると今度は文字通りご飯が食べられなくなります。
それでも督促状は届くから、郵便受けを見たり、知らない電話番号に折り返すのがだんだん面倒くさくなるんですよね。
しかも厄介なことに、この面倒くさいという感情、一度芽生えたら本当にさまざまなところに波及します。
と、あらゆることを面倒くさがってしまうようになるのです。
私もそれなりに几帳面だったはずなのに、面倒くさがりになり、今もその思考の癖が抜けません。
冒険、チャレンジ、単純に面白いこと、酔狂なことに対して興味がなくなるのは本当に怖いですね。「それはお金を払ってまでやる価値があるの?」という観点でしか物事に接することができなくなるんです。
いくら興味があることであっても、ツールを揃えたり、料金を払う必要があると回れ右するようになってしまいます。
結果、興味の範囲が本当に狭まります。
お金がかからないもの。例えばテレビや無料のスマホアプリなどしか愛せなくなるのです。
私は一度、小中学生の研修旅行のボランティアスタッフをやったことがあります。それも、人生で最もお金がない時期に。
ボランティアスタッフは大学生と社会人、20代ときどき30代という年齢構成の集まりなんですが、やっぱり集まりの性質が性質なだけあって、何かと集まって遊んだりお酒を飲んだりするんですよね。
でも私はなかなか参加できませんでした。
お金がないから。
飲みに行くと車にガソリンを入れられなくなるとか、そういうレベルでお金がなかったんです。
でも、大学生が半数近くを占めるグループで社会人が「お金がないから行けない」なんて言えないですよね。だからいつの間にか、私は付き合いの悪い人間扱いされるようになってましたし、実際その通りでした。
飲み会とか遊びに行けないことより、現地のお土産屋でみんな職場や家族に買って帰ろうとしてるのに、自分だけ手ぶらだったというのが本当に辛かったです。
貧しさは間違いなく心に悪影響をもたらします。しかし、心まで擦り切れてしまっては、貧しさから逃れることは永遠にできないでしょう。
では、貧しさの中でも心を強く持つには、どうすればいいでしょうか。
私はお金に困る生活を送ることで、この経験からしか知り得ないことを2つ知りました。
私の場合、自分のケチで浅ましい部分があらわになると思っていたんですが、意外とそうはなりませんでした。
私は社会人になってから勉強するようになった人間です。なぜなら、人間の能力は才能よりも努力で決まると、社会人になって気づいたからです。
また、慢性的にお金に困っているからこそ、お金を稼ぐために教養を積み、スキルを磨いて、どんなにヤバい状況でも決して腐らずにチャンスを狙っていこうと決めていました。
あなたも同じくお金に困っているのであれば、勉強をしてステップアップしていくことを強くお勧めします。あなたが目指す分野の専門書や参考書なら、地域の図書館で探せますからね。それもタダで。
「この世に明けぬ夜はなし」です。決して腐らず、勉強し続ければ、状況を打開できるチャンスはきっと訪れます。
次に仕事は選びましょう(誰でも実践できる「楽しい仕事」を探す方法)。
長時間労働だったり、ストレスの多い仕事は、たとえ給料が高くても避けてください。仕事のストレスで無用な買い食いや浪費が増えてしまうからです。それに、心身を壊して病院通いになってしまったら、仕事とお金の両方に困ることになります。
オススメは、自分の好きなこと・得意なこと・興味のある業種を選ぶこと。
ストレスがあったとしても、知的好奇心が満たされ、充実感が得られれば、それらがストレスを帳消しにしてくれます。もちろん限度はありますが。
ツテがあれば官公署のお仕事もオススメです。組織の体質として、職員1人に対して強く負荷がかからないようになっています。私が接した中でも、品性や分別のある人が多いですね。
クレジットカードのリボ払いが積み重なり、約53万円の借金をしていることを冒頭で触れました。
最初は単なる浪費癖だったのですが、借金が20万円を超えたあたりから、すでに自分の手に負えない問題になってしまっていました。元本の返済だけでなく、利息の支払が生計を圧迫するようになったのです。
そこで、弁護士事務所を通して『債務整理』をしました。手数料は約2万7千円。
ですがその結果、無理のない返済プランに切り替わり、利息の一切(試算では十数万円)を免除されたのです。
あなたは現在お金に困っていますか?
その原因がクレジットカードのリボ払いだったり、消費者金融の多重債務であれば、弁護士事務所に『債務整理』を依頼することを強くお勧めします。
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