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執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
無職対策まにゅあるでは、主に無職になってしまった方が生活を再建する方法や、税金などのコンテンツをまとめています。 無職になる理由は人それぞれで、中には自宅にひきこもってしまった方もご覧になっているかもしれません。
引きこもりの問題には、多くの場合両親が関わっており、その関係構築に何らかの障害がある場合もあります。 場合によっては、両親から物理的に距離を置くことが、社会復帰につながるかもしれません。
あなたの人生を決めるのは、両親や周囲のサポーターではなく、あなた自身です。
弊サイトで示すように、お金を稼ぐ方法は正社員としての仕事を獲得するだけではありません。 あとが無ければ自営すればいいのですから、そこまで深刻に不安を感じる必要はありません。
人生、いまからでもどうとでもなりますって。
公開日:2015年11月08日 最終更新日:2016年04月14日
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無職対策まにゅあるでは、主に無職になってしまった方が生活を再建する方法や、税金などのコンテンツをまとめています。 無職になる理由は人それぞれで、中には自宅にひきこもってしまった方もご覧になっているかもしれません。
そこで本コンテンツでは、引きこもりをやめるための方策をご紹介したいと思います。 本コンテンツがあなたにとってなんらかの手助けになれば大変幸いです。
筆者は一介の非正規雇用者(兼自営業者)に過ぎないため、カウンセリングの現場ではNGとされているような事柄を書いているかもしれません。 あらかじめご了承ください。
筆者は雇用に関する社会問題に興味があり、その過程で「働きたいけど引きこもりで働けない」などといったコンテンツを目にすることがあります。 それらを読んでいると、多くのケースで引きこもり当事者と両親の関係がネガティブに働いているケースが多いように感じます。
実は筆者の知人にも引きこもりに近い生活を送っている人がいます。 ひきこもった原因は本人の精神的な問題ですが、その後は親元かそれに近い環境に住み、ほとんど外に出なくなってしまっています。 いずれももともとはアクティブに海外を飛び回っていたり、一人暮らしで仕事をしていた方なので、もともと働けない気質の人達ではなかったのです。
ひきこもると、どうしても生活力がなくなってしまうために、両親や親族との同居が必要になってしまいます。 詳しくは書けませんが、話を聞くとなんだか不自然な親子関係だなーと感じることがあります。 両親の過干渉、もしくは不自然な無干渉(いわゆるネグレクト)が生じていることが多いようなのです。
筆者は人の親ではないので、あくまで推測ですが、過干渉(もしくは不自然な無干渉)の原因を考えてみました。
子供が一人っ子や長男・長女の場合、特に母親は子供に手をかけすぎる傾向にあるように思います。 事あるごとに「あなたのためを思って」と言われているかも知れません。
それはそれで愛情の形であり、両親はあなたをもっと良くしたいという意志をもたれている事だと思います。 あなたが引きこもりでなくとも、そのようなご両親をお持ちなら、ご両親のその気持ちを認識してほしいと思います。
しかしながら、「あなたのためを思って」という行為は子供の自己決定権を奪います。 アドラー心理学では、これを課題の分離と表現しており、他人の課題に踏み込むことが対人トラブルの原因になると指摘しています。
弊サイトを閲覧される方の中にも、自分の人生を決めるのに苦労されている方は多いようです。 詳しくは人生は自分で決める。誰かの承認は必要ないをご覧ください。
こちらは逆に、どのように接すれば良いかわからないケース、もしくは親が親自身を守ろうとしているケースに思えます。
子供同様に、両親自身もまた絶えず成長を続ける人の子ですから、例えば見栄やプライドのような感情的なものを持っています。 自分は優れた人間であるべき、他人によく見られたいと考える人間ほど、負の側面を隠す傾向にあるため、自身にとって都合の悪い事実は見ないようにしていくかもしれません。
いずれにせよ、ご両親の行動にはご両親なりの感情的な理由があるはずです。 あなたがあなたの苦悩を理解して欲しいと思うと同じように、ご両親はご両親で両親としての責任や苦悩をあなたに理解してほしいと考えていると思います。
さて、あなたがもし、なんらかの危機感を感じていたり、引きこもりをやめたいと思っていたりするなら、何か手を打っていく必要があります。 何かできることはあるでしょうか?
例えば、経営コンサルタントの大前研一さんは、人を変える方法として以下の3つを挙げています。
- 時間配分を変えること
- 住む場所を変えること
- 付き合う人を変えること
実は今のあなたならこの3つ全てを実現可能なのかもしれません(※)。
※最初から大きなことを始める必要はありません。 最初は自室や自宅から出たり、古い知人に連絡を取ってみるなど、そんなもので良いと思います。 重要なのは、行動を始めることなのですから。
起きる時間、寝る時間、ご飯の時間、その他もろもろの時間を変える方法です。 これが最も手軽ですよね。
近年、太陽光を浴びないことがうつを招くという研究成果もあります。 特に昼夜逆転生活をしているなら、朝起きてカーテンを開けることがとても大切かもしれません。
実は筆者が一番オススメしたいのがこれです。 言ってしまえば、両親との同居をやめる、もしくは両親から支援を受けることをやめることです。
引きこもりを変えたいと思っていても、正直なところ何か変える理由がなければ何も変わらないと思いませんか。 たとえ働かずともご飯が出てくる生活は、とても心地がよく、そのまま甘え続けたくなります(生活保護者がその生活から脱せないのも同じだと思います)。
ただ、その生活は、両親が働けなくなったとき、もしくは死別した時点で終わりを迎えます。 その時に社会を行きる術を知らなければ、あとは最悪の結果が待つのみです。
一人暮らしをすれば、社会で生きる為のルールや生きるための知恵もついてきます。 もしあなたがご両親との関係で悩んでいるなら、一度離れてみるのも手です。
なお、一人暮らしを始めるには、相応のお金が必要になるため、最初から自助自立して生活するのは難しいです。 最初は公的支援を受けることも視野に入るかもしれません。
毎日両親しか会う人がいない場合、なんだか進展も何も無く、退屈だなーと感じていませんか? たまには会ったことの無い人や、旧友、同じ境遇にある方らとのセミナーなどに参加してみるのはどうでしょうか。
長期の引きこもりの場合、それまで人に接していなかったことが理由で、些細な言葉に傷つきやすかったり、人と話すことすら緊張するかもしれません。 コミュニケーション能力すら使ってないとすぐに退化することにびっくりしますよね。
そのようなときは、おそらく同じ境遇にある方に会うのが良いのかもしれません。
会う人によっては、いろいろネガティブな言葉を言われるかもしれませんが、彼らには彼らなりの人生があるのです。 あなたと同じように、彼らもまた自分を認めてほしく、自分を大切にして欲しいと思っているのです。
引きこもりを脱出した人には、なんらかのきっかけを元に脱出しているようです。
「困っている」「助けてほしい」がキーワード 日常の小さな危機が引きこもりとその家族を救う! | ダイヤモンドオンライン
40代引きこもり男性が親元から自立するには? 緊張を強いられる生活保護申請の過程 | ダイヤモンドオンライン
42歳男性は16年の引きこもり生活をどう脱したか | ダイヤモンドオンライン
ダイヤモンドオンラインの「引きこもり」するオトナたちは、ジャーナリストの池上正樹氏が執筆しているコンテンツで、多数の引きこもり経験談や社会的背景などが記されています。 もし興味があればご覧いただければと思います。
上記コンテンツを拝読すると、引きこもり当事者が「自身が必要とされている」「自分の役割がある」と感じたことが、引きこもりを脱するきっかけの1つになっているようです。
また、若年無業者白書2014-2015では、支援団体の力を借りて就職を目指すことも示されています。 支援団体には専門知識を有したカウンセラーなどがいらっしゃるでしょうから、きっとあなたの助けになるはずです。
例えば、働き方に悩んだらサポステに行く手もあるよで示した若者サポートステーションは、全国主要都市に設置された就業支援施設で39歳までの若者が利用可能です。 働く為の労働体験や、各種セミナーなどを原則無料で利用できます。
あなたが10代や20代であれば、企業が実施する就職支援サービスを利用するのも1つの手です。 詳しくは、20代無職向けの就職支援サービスあれこれ!ニート・フリーターから正社員になろう!をご覧ください。
毎日繰り返される日常を脱すには大きなエネルギーが必要になります。 大変でしょうが、新たな一歩を踏み出すきっかけを探してみて欲しいです。
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以上です。
筆者はアドラー心理学を信じているため、「他人に期待しない」「自分は変われる」などと信じて行動するようにしています。 歴史上や現代社会での成功者には、無意識的にアドラーが提唱する生き方を実践している人も多いようです。
なので、このコンテンツもあなたが変わりたいと思うならあなた自身が変わるという視点で書いたつもりです。
私と同じように、あなたも特別な存在でありたいと考えていると思います。
引きこもっていても友達が欲しいですし、悩みを相談したり、どこかに誘い出してもらったりして欲しいですよね。 自分が何もしなくても、いろんな人が集まってきたら、「自分が必要とされている」と感じて嬉しくなりますよね。
でも、実際はそうではないから、みんな悩んでいる。 きっとみんなそうなんだろうと考えたら、筆者は少しだけ人生が変わった気がしました。
最後に、アドラー心理学に基づくと、引きこもりをやめるかどうかは、あなたが決める問題です。 あなたの人生なのですから、両親や周囲がなんと言おうが、あなたが決めてみましょう。
さて、今から何をしますか?
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