無職対策まにゅあるトップ > 既卒の就職活動 > 既卒は正社員になれないのか?
執筆者:V(高木竜介) 運営者に問い合わせる
公開日:2017年12月02日 最終更新日:2017年12月02日
学生時代に就職活動を始めるのが遅くて、就職しそびれてしまった。
卒業してとりあえずアルバイトを始めたが、やっぱり就職して正社員になりたい。
理由は人それぞれですが、さまざまな理由で新卒カードをなくしてしまい、とりあえずフリーターでいる人も多いかと思います。
既卒は新卒に比べて正社員になるのは難しい。そう思い込んで、就職活動を先送りにしている人も多いのではないでしょうか?
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近年の就職市場において、既卒も新卒と同様に扱おうという機運が高まってきています。
若者の就職の機会を増やし、きちんと育てて、人材不足を解消していくのが狙いです。
従来の新卒一括採用方式ではどうしても競争が激しくなり、その競争からドロップアウトしてしまう若者が出てきてしまいます。
彼らをそのままにしておくのは社会的にも大きな損失。だからこそ、既卒も新卒枠で採用しようという企業が増えてきており、既卒者でも大企業入社のチャンスを得られるようになってきました。
既卒者は、新卒者に比べて卒業からしばらく経っているとはいえ、フレッシュさはまだまだ健在です。若さ、元気さは何にも代えがたい魅力。それ自体が重要なアピールポイントでもあるのです。
既卒と新卒は同じように扱うと言っても、既卒は新卒に対し下記の”負い目”のようなものがあります。
卒業から今までの間に空白期間が生まれているのです。
理由がどうあれ、この点は面接で必ず聞かれます。面接官や採用担当に納得してもらえるよう、説明できなければなりません。
既卒の就職活動においては、卒業から今までの間に生まれてしまった空白期間について、まず間違いなく面接で聞かれます。
面接官や採用担当に「なるほど」「それは仕方ないね」と納得してもらうためには、きちんとした説明を、あらかじめ用意しておく必要があります。
空白期間ができた理由は人それぞれかと思いますが、どんなことでもとにかく前向きに言い換えてください。
後付けの苦しい理由でも、「あえてそうしたんですが、何か?」というハッタリでも構いません。仕事の場では、多少のハッタリが言えるほうが”機転が利く人”として重宝されるのです。
あるいはちょっと控えめに「当時はそれが正しいと思った。あとで間違いだと気づいた」というニュアンスでもいいと思います。
恐らく既卒者のほとんどはこのパターンではないでしょうか。
ですがこれをそのまま言ってしまえば「意欲はあるが、能力は低い」と評価されるでしょう。よって、これに一捻り加えて前向きに言い換える必要があります。
自分なりの創意工夫を匂わせれば、一転してコツコツ・大器晩成型だという印象を与えられます。
これは嘘でもいいので、違う理由を作ったほうがいいかもしれません。
あるいは「サボっていたけど反省して、今から始めた」と改心したことを強調するのも手です。
「夢を追うなら働きながらでもいいのでは?」というツッコミを先回りして潰す形になります。
夢を諦めたにしろ、追うにしろ、前向きな心境の変化があったことを強調しましょう。「柔軟で合理的な判断ができる」と高評価です。
ワーキングホリデーや留学で海外に行っていた場合のアピール。
ただし海外アピールは、どうしても鼻につく印象が拭えません。
また、その企業が海外企業と取引がない、あるいは海外を意識していない場合は「業務に関係ない、的はずれな努力をしそうな人だな」と判断されやすいです。
あらかじめ応募先企業を下調べして海外への関心度を見たり、面接官や採用担当の顔色を見てもっと出すか、すぐ引っ込めるかを調整する必要があります。
就職活動ができなくなるくらい重篤なものであれば、充分に理由になります。
自宅でできる努力、たとえば読書をしたり、資格の勉強をしていたという「あくまで就職は意識していましたよ」という姿勢が見えるといいですね。
仮にそれができなくても「気持ちの余裕が持てなかった」と言えば、責められることはありません。
社会人として仕事をしていると、中年層以降の人から「若いからなんでもできて羨ましい」「年をとると無茶できなくなるぞ」と自嘲気味に言われることが多いです。
若いうちは自覚がありませんが、おじさん、おばさんがしきりに羨ましがる若さは、あなたが無自覚に持っている強力な武器。企業もまた、どうせ採用するなら若くて元気がいい人にしたいと思っています。
採用にあたって、定年が65歳だということを考えると、既卒も新卒も大した違いではないのです。両者の区別がなくなりつつあるのも、必然なことなのかもしれませんね。
あなたが既卒であれば、就職できる可能性はまだまだ高いです。あきらめないで!
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