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執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる

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両親の介護と仕事の両立。どう切り抜ける?

あなたが独身だったり、非正規雇用だったりすれば、あなたが両親の介護をしつつ、同時にあなたがあなた自身と両親の生活費を稼がないといけない状況になるかもしれません。 介護のために仕事を辞めざるを得ないケースもありますが、無職になってしまっては生活ができなくなります。

この問題はお金があればそれなりに解決できます。 老人ホームやホームヘルパーなど、人の手を借りることができるからです。

しかし、お金がなく、自力でなんとかするしかないのであれば、自治体のケースワーカーに相談してみてください。 解決しないかもしれませんが、相談にのってくれるはずです。

公開日:2015年08月27日 最終更新日:2016年04月04日 

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はじめに

最初に、本記事を書こうとしたきっかけのニュースをご紹介します。

寝たきりの父を放置し死なせた容疑 46歳会社員を逮捕 | 朝日新聞デジタル

この事件は、「会社員の男性が寝たきりになった父を適切に保護しなかったため犯罪に問われた」ものです。 記事からはわかりませんが、男性は父親と2人暮らしである以上、生計の担い手は逮捕された男性で、(時間的・金銭的に)介護ヘルパーなどを頼む余力がなかったと想像することが出来ます。

これはとても怖いことです。

働かないと生活ができないが、働くと両親の介護が出来ないという状況は、特に親類と疎遠だったり、独身だったり、収入が少なかったりすれば誰でも陥る状況だからです。 あなたの状況が記事の会社員に近い状況なら、今すぐ対策を始めないといけません。

介護と生活をどのように維持していくか

ケースワーカーに相談

地域のケースワーカーに相談する手があります。

ケースワーカーとは、社会福祉行政機関である福祉事務所に所属する相談員のことで、市役所の一窓口や独立した事務所として、主要な都市に設置されています。 ケースワーカーと言うと、生活保護がピックアップされがちですが、必ずしもそれだけとは限りません。

また、病院や民間の介護施設などに所属する介護福祉士がケースワーカー(ソーシャルワーカー)として相談に応じる場合もあります。

福祉事務所のケースワーカーに相談を行った場合、現在の家族構成や収入を元に、解決方法を模索することになります。 その中にはもちろん生活保護も選択肢に含まれます。

前述の記事のように、特に男性がこういった状況に陥った場合、会社の外を知らないがために行き詰ってしまうこともあるはず。 そんなときに、公的機関に相談できることを知っておくと良いと思います。

介護休業給付金や高額介護サービス費を利用する

介護休業給付金は、雇用保険に加入する会社員やパート社員で、介護を理由に仕事を休む場合に利用できる給付金制度です。 2週間以上の介護を要する家族がいる場合に、給与の最大40%の給付金を受けられます。 介護休業中でも会社から給与が支払われている場合には、その額に応じて減額されます。

高額介護サービス費は、介護費用が一定額を超えた場合に還付を受けられるサービスです。 対象者には市町村より連絡がくるようです。 後述する老人ホームやホームヘルパーの利用費用は対象になりません。

高額介護サービス費に関連して、医療費が高額になった場合に、一部の還付を受けられる高額医療・高額介護合算制度もあります。

これら制度の多くは、介護費・医療費の一部を補填する目的であり、その全額を負担するものではありません。

老人ホームやホームヘルパーを利用

金銭的に裕福なのであれば、老人ホームやホームヘルパーを利用することができます。

前者は、両親を入居させる形になり、後者は両親を自宅で介護しながら、訪問してくれる介護員の手を借りる方法です。 また、デイケアやショートステイなど、1日~短期間の入居可能なサービスもあり、利用者のニーズに応じて選択することができます。

人の手を借りることの問題点はお金です。

例えば、東京都で老人ホームへの入居を委託すると、最低でも数万円の費用が必要になります。 老人ホームの検索サイトであるHOME'S介護で検索を行うと、月額は最低でも5万円からです。 おおよそ10~30万程度の物件が多く見られます。

年額で100万~200万近い額ですから、特に収入の少ない非正規雇用者には非現実的です。

介護職員の人手不足は社会問題の1つになっており、この金額は今後さらに上昇して行く可能性があります。 よって、収入が少ないのであれば、ホームヘルパーを利用しつつも、自力で介護をする必要があります。

自宅の仕事で収入を得られるようにする

介護をしなければいけない人間にとって、会社勤めは現実的な働き方ではありません。 特に寝たきりだったり認知症だったりすると、仕事中でも気が気でないはずです。

だからと言っても、無職で無収入になってしまうと今度は生活ができなくなります。 働こうにも働く時間がありませんから、確実に詰みに入ります。

筆者は、無職だけど不労所得で稼ぐ方法など、なるべく自宅にいながら収入を得られるシステムの構築をオススメしたいです。

特にインターネットベースで仕事をできるようになれば、両親と同じ部屋での仕事も可能ですから、緊急時もすぐに対できます。 会社員特有のストレス(上司との人間関係など)もなくなり、その点は楽になるかもしれません。

この方法は簡単ではありませんが、時間さえかければ実現可能です。 生活費全額を賄えずとも、ある程度収入があれば、ごく短時間のアルバイトで不足分を賄うことも可能だからです。

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まとめ

結局、お金があればその分選択肢が増え、お金がなければそれだけ自分ひとりの力だけでなんとかしなければいけないのです。

もしあなたの両親がまだ若く、あなたが両親に面倒を見てもらっているのであれば、いずれその立場が逆になることを考えなければいけません。 手を打つのが早ければ早いほどなんとでもなりますから、今すぐにでもお金を溜め、収入を得るシステムを作り始めることをオススメします。 今ならまだ間に合います。

一方、冒頭の記事のような状況が迫っているのであれば、自治体のケースワーカーに相談できることを知っておくと良いです。 どこで相談できるのか、調べておくと良いと思います。

なお、状況は常に最悪になることを想定し、いろいろ考えるのが良いです。 全てに対策を用意しておけば、あとはポジティブになるしかないからです。

最後に、2016年4月4日の毎日新聞に、以下のような介護者の苦悩が記された記事があったので触れておきます。

 母親を介護していた東京都杉並区の50代女性は「国は在宅介護を進めるが、ヘルパーが来る昼間の時間よりも夜の方が助けが必要だ」と訴えた。幸いに貯金があったため、介護付き有料老人ホームに入所させることができたが、「年金だけでは入所できなかった。年金の範囲で受け皿となる施設がもっと必要だ」とつづった。

兵庫県三田市の60代男性は「介護者に対する支援があまりにもなさすぎる。介護者の心のケアが全くされていない」と現在の介護保険制度の不備を指摘した。

働きながら母親の介護を続ける50代女性も「休日は家事に追われてノイローゼになった。細かな支援が欲しい」とした。

60代女性は「介護の仕事に就いても低賃金で辞める人が多い。介護職員が少ないと、困るのは介護家族だ」。

妻を介護している北海道栗山町の60代男性は「介護はある日突然やってくる。どこに何を相談していいのか分からない。事前に知識が欲しい」と求めた。

<在宅介護>「心底笑えない」募る苦悩 行政に支援迫る | 毎日新聞

このような状況になってから、政府の支援を求めたところで手遅れです。 私たち現役世代は、こうなる前に、将来への備えを行わなければいけません。

まだ時間があるうちに。

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