無職対策まにゅあるトップ > 自営業者として生きる方法 > 自営業になるには
執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
自営業者になるには、税務署に開業届を出すだけです。 向き不向きはあるものの、誰でもなれる職業の1つと言えます。
ただ、自営業とはあくまで法律上の職業の区分でしかなく、実際の仕事の内容は多岐に渡ります。 そのため、どのような仕事をして、どこから案件を取ってくるかは、あなたが考えなければいけません。
従来は、独立した会社の外注として活動したり、自身の活動で作った人脈やコネを活用するのが一般的でした。 が、近年ではインターネットを利用して仕事を得る方法も一般的になりつつあります。
たとえ技能が無くとも仕事を取れればなんとかなります。 あなたがプロジェクトの管理者となり、技術的な部分は全て外注に出せば良いからです。
公開日:2015年11月05日 最終更新日:2015年12月18日
広告
人に使われない自営業という生き方が意外と読まれているため、改めて自営業になる方法などを紹介したいと思います。
自営業とは、あくまで法律上の区分で、その仕事は多岐にわたります。 クラシックやメタル、EDMをまとめて音楽と呼ぶのと同じです。
最近に概要だけ書いてしまうと、自営業を名乗るのは簡単ですが、自営業として生きて行くには少々知恵が必要です。 自営業者として、なんらかの売り物が必要だからです。
まず準備するものをご紹介します。
以下、詳述します。
自営業を始めることは個人レベルの起業と同じようなことです。 起業が手段であるのと同じように、自営業もまた物を売って食べて行くための手段です。 自営業になることがゴールではないのです。
つまり「自営業始めました」と言っても、それだけでは食べていけないのです。 「どうやって食べて行くか」というアイディアが必要です。
たまに働きたくないから自営業を選んだり、自営業なら楽に稼げるなどと考えている方もいらっしゃるようですが、そこまで甘くはありません。 楽に稼ぎたいなら、勤め人として会社から給料をもらうほうがずっと簡単です。 約160時間という決められた時間で仕事をしていれば「我慢料」が約束されているからです。
税務署に事業を始めたことを通知するのが開業届です。 これを提出することで、法律の上では自営業者という扱いになります。
が、開業届は実際に売り上げが出始めてから提出しても大丈夫です。 形から入りたい方は先に提出すると良いと思います。
自営業者は2~3月の確定申告時に白色申告や青色申告と呼ばれる申告を行います。 申告を通じて、1年間の売り上げや経費の額を税務署に報告することで、支払う税金の額が決まります。
売り上げや経費は、白色申告も青色申告も記帳し一定期間保管することが義務付けられており、その際に利用するのが会計ソフトです。
が、会計ソフトも売り上げが出始めてから購入しても大丈夫です。 やはり、形から入りたい方は先に準備すると良いと思います。
ご覧のように、開業届も会計ソフトも事業を開始してから準備しても大丈夫です。 アイディアが無ければそもそも不要なのですから。
何か良いネタ、ありますか?
ところで、あなたは自営業に向いてる人とはどんな人だと思いますか?
筆者は、自分の行動を能動的に決められる人だと考えています。 積極的に新しいサービスや商品を開発したり、営業を行ったり、自分で全て切り盛りしていく必要があるからです。
あなたが全てを人に決めてもらうような受動的な性格なら、残念ながら自営業は向いていないと思います。 自身で方針を決めて仕事を取りに行かなければいけないのに、何も決められないのは致命的だからです。
なぜ誰も無職で稼ぐための具体的な方法を教えてくれないの?にも関連しますが、与えられる側の性格なら、上から仕事を与えてもらうほうが人生楽だと思います。 意志決定をすべて会社や上司が行うので、責任を負う必要もありません。 言われたことをやっていれば、お金が貰えるのです。
ご自身を振り返ってみてどうでしょうか?
自営業の難しい点は、仕事を取ることです。 営業や広告を出すなりして、顧客を呼び込まなければ事業の継続が難しくなります。
あなたが無職やフリーター、新卒から自営業者になった際、どういったルートでお客さんを確保するか見込みはあるでしょうか?
例えば、一度就職された方が独立して自営業や起業した場合、会社員時代の人脈やコネを使うことが多いようです。
また、フリーランサーを名乗る方々は、フリーランサー同士で人脈を形成し、その中で仕事を回しあうことも多いようです。
いずれにせよ、お互いの中で信頼関係が構築されれば仕事を出しやすくなります。 あなたがそのような人脈を有していれば、有利に働くはずです。
近年では、クラウドソーシングを利用する自営業者も多数いらっしゃいます。 文章やプログラムなどはウェブで納品できるためです。
クラウドソーシングの利点は、人脈が無くとも仕事を取れる可能性があることです。 良い成果を挙げていけば、固定のお客さんがついたり、評判が広がって新しい顧客が集まったりする可能性もあります。
極端な例を挙げると、クラウドソーシングで仕事を取って、それをクラウドソーシング上で外注すれば、あなたは特別なスキルが無くとも、ほとんど働かずにお金を得ることが可能になります。 IT業界の孫受けやx次下請けみたいなもので、あなたはプロジェクトの進捗を管理するのが仕事になります。
自営業は自分で稼がないと収入がありません。 仕事が無ければ、書類上は自営業者であっても、実際は無職と同じになってしまいます。
自営業も仕事もお金もなくなってしまってから手を打とうとしても手遅れです。 たとえ順調に事業が進んでいたとしても、絶えず最悪の状態を想定し先手を打つ必要があると筆者は考えます。
1つの方法として、いくつかの事業を平行し、収入源を複数確保することをオススメします。
例えば最もやりたい仕事の収益性が悪かった場合に、他の仕事でバランスを取れるなどのメリットがあります。 1つの事業が頓挫したときに、即座に収入が失われないのも大きな利点です。
[スポンサーリンク]
自営業を楽しめるかは、おそらく各個人に依存します。
あなたが、「誰かに指図されたくない!!!会社員なんて絶対にイヤ!!!!」と思っていれば、たとえ収入が少なくとも自営業は楽しめると思います。 一方、なんとなく仕事がいやだなぁと思って自営業を始めると、実は会社員よりも大変だったりしてサラリーマン時代に戻りたいなどと思うかもしれません。
少なくとも、無職で当面就職する予定もなく、クラウドソーシングなんかで小遣い稼ぎをしているなら、開業届を出して自営業者を名乗ったほうが良いかもしれません。 再就職時に履歴書の空白期間がネックにならないからです。
いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!
東京で正社員になりたい20代フリーターのあなた!「若者正社員チャレンジ」のこと、知っていますか?
若者正社員チャレンジに応募して正規雇用のチャンスを獲得しよう
広告
広告
copyright (C) 無職対策まにゅある -若年無業者の再就職支援サイト- 2015-2018
文章の転載を禁じます。
各記載事項は、筆者調査の上で間違いが無いよう記述していますが、間違いが含まれる可能性もございます。 情報をご利用の際には、自己責任で利用していただくよう、お願い申し上げます。